【知っておくべき】海外FXと国内FXの違いとは？どんな人におすすめ？

そんなあなたに向けて記事を書きました。

今回は、「海外FXと国内FXの違いや、それぞれのメリット、デメリット」について詳しく解説していきます。

FXで利益を上げるためには、テクニックや知識を身につけることが大切です。ただ、それ以上に「どのFX業者を使うか」が重要になってきます。

FX業者は、大きく分けると以下2つに分類できます。

国内業者と海外業者は多くの違いがあります。”なんとなく”国内業者を選ぶのではなくそれぞれの違いを理解したうえで自分に合った業者を選ばないといけません！

この記事を読んで自分は国内業者と海外業者のどちらを利用するかをしっかり考えましょう。

それでは話していくぅ(^▽^)/

海外FXと国内FXの特徴は？

まずは、海外FXと国内FXの特徴について詳しく見ていきましょう。

海外FX

海外FXとは、その名の通り海外に拠点を持つFX業者のことです。

拠点が海外にあるため、日本の法律やルールが適用されません。

そのため、国内FXにはない魅力を多く兼ね備えており、近年では海外FX業者を使ってFXデビューする方も増えています。

国内FX

国内FXとは、国内に拠点を持つFX業者のことです。

日本人をターゲットにしたサービスであり、日本の法律や金融庁のルールに沿って運営しています。

サービスの質が非常に高く、入金拒否や個人情報流出などのトラブル事例はほとんどありません。

海外FXと国内FXの違いは？

では次に、海外FXと国内FXの違いについて詳しく見ていきましょう。

レバレッジ

レバレッジは「てこの原理」を意味する言葉です。

FXの世界では「小さな自己資金で大きな収益を得る」という意味があり、レバレッジをかけることによって、証拠金以上の取引が行えるようになります。

国内FX業者の場合、レバレッジ規制というルールがあるため、最大25倍までしかレバレッジをかけられません。

一方、海外業者はレバレッジ規制の対象にはならないため、数千倍以上のレバレッジをかけられます。

スプレッド

スプレッドとは、買値と売値の差額のことであり、これがFX業者の利益となります。

トレーダーにとっては無駄なコストとなるため、できるだけスプレッドが狭い業者を選びたいところ。

スプレッドについては、国内FX業者の方が狭く、海外FX業者の方が広い傾向にあります。

しかし、近年では国内FX業者並みのスプレッドを提供する海外FX業者が増えてきているので、慎重に比較していかなければなりません。

ゼロカット

ゼロカットとは、海外FX業者のみが提供しているサービスです。

具体的には、証拠金以上の損失が出た場合、その損失を業者が肩代わりしてくれるというサービスであり、トレーダーは負債を背負わずに済みます。

一方、国内FX業者にはゼロカットというシステムがなく、証拠金以上の損失が出てしまった場合は「追証（追加証拠金）」によって返済しなければなりません。

実際に、追証によって破産してしまった方もたくさんいるので、国内FX業者を使う場合はより慎重にトレードを行うことが大切です。

ボーナス

多くのFX業者は、口座開設や入金を行ったトレーダーに対して「ボーナス」を付与しています。

ボーナスについては、圧倒的に海外FX業者の方が豪華です。

海外FX業者は、

など、様々なボーナスを用意しており、トレードにもボーナスを使用できるため、お得にFXを始めたい方には最適といえます。

特に「XM」のボーナスが豊富なので興味がある方は以下の記事も見てみてください↓

国内FX業者もボーナス（キャッシュバックなど）を用意していますが、海外FX業者に比べると充実度が低く、受け取りの条件も厳しいことがほとんどです。

また、ボーナスを受け取るためには数十万円以上のまとまった資金が必要になるケースも多いため、少額からFXを始めたい方にはおすすめできません。

信頼性

安心してFXを始めるためには、信頼性の高い業者を選ぶことが大切です。

信頼性の面では、国内FX業者に軍配が上がります。

というのも、国内FX業者は厳しい条件やルール、監視下のもとでサービスを運営しているため、不正をはじめとするトラブル事例がほとんどありません。

海外FX業者の場合、知名度や人気度が高い業者はある程度信頼性も高いといえますが、無名のサービスや評判が悪いサービスを利用すると、理不尽な口座凍結や出金拒否、個人情報の流出などのトラブルに巻き込まれる可能性が高くなるので注意しましょう。

取引方法

海外FX業者と国内FX業者では、取引方法が異なります。

海外FX業者は、取引にディーラーが介入しない「NDD方式」を採用しているのに対し、国内FX業者はディーラーを介して取引する「DD方式」を採用しています。

DD方式は、ディーラーの裁量で取引が行われるため、呑み行為が行われやすいです。

一方、NDD方式は取引にディーラーが介入しないため、透明性の高い取引が可能になります。

このようなことから、取引方法の安全性や信頼性、透明性だけで考えると海外FX業者の方が優秀といえます。

約定力

FXで利益を上げるためには、約定力が物凄く重要です。

約定力とは、トレーダーの注文通りに決済を行う能力のことを指します。

約定力が低い業者を利用すると、狙ったところでポジションを持てなくなる可能性が高まるので注意が必要です。

この約定力については、海外FX業者の方が優れているといわれています。

先ほども解説したように、海外FX業者はNDD方式を採用しているため、注文が通りやすいです。

取引ツール

国内FX業者の多くは、自社開発のツールを提供しています。

一方、海外FX業者は世界的に有名な「MT4」や「MT5」を導入しているところが多いです。

ツールによる優劣は特にありませんが、FXの世界では「MT4」や「MT5」が定番化しているので、世界基準でトレードをしたい方は海外FX業者を選ぶことをおすすめします。

銘柄数

海外FX業者と国内FX業者は、銘柄数にも大きな違いがあります。

銘柄数が多いのは、海外FX業者です。

海外FX業者のほとんどは、多彩なFX通貨ペアに加えて、各種CFDにも対応しているので、柔軟に取引していきたいと考えている方に最適といえます。

中には、

「FX以外に興味はない」

と考えている方もいると思いますが、徐々に他の銘柄に興味が出てくるケースもあるので、銘柄数の多い業者で口座開設することを強くおすすめします。

税金

FX業者選びで意外と盲点になるのが、税金です。

海外FX業者を使った場合と、国内FX業者を使った場合では、税率や税金に関するルールが変わるので、事前に確認しておかなければなりません。

海外FX業者を使った場合は、総合課税となり所得の合計金額で所得税を計算することになり、税率は15％～55％の累進課税となります。

一方、国内FX業者を使った場合は「総合課税」と「分離課税」を選択でき、分離課税を選択することによって、税率が20.315％固定となるのです。

簡単にいえば、FXで安定した収益を上げている上級者やプロは国内FX業者を使った方がお得になる可能性が高いです。

逆に、FXをこれから始める方や、利益が少ない方は海外FX業者を使った方が税金を抑えやすくなります。

ただ、こちらはケースバイケースであり、何を優先したいかによって適した業者が変わりますので、現在の状況を加味しながら慎重に検討していきましょう。

入手金手段

海外FX業者と国内FX業者では、入出金方法も変わってきます。

国内FX業者は銀行送金がメインですが、海外FX業者はクレジットカードや仮想通貨など、より多くの入出金方法に対応しています。

ただし、入出金のしやすさでいえば国内FX業者に軍配が上がります。

海外FX業者の場合、特に出金方法が複雑になりがちですので、事前に正しいやり方や手順を確認しておかなければなりません。

資金管理方法

FXに挑戦したいと考えている方の中には、

「入金した資金はしっかり守られるのか？」

という不安を抱えている方もいるでしょう。

国内FX業者の場合、信託保全が義務付けられており、会社と顧客の資産を「第三者」（外部の信託銀行）が管理しています。

一方、海外FX業者は信託保全が義務付けられておらず、ほとんどの業者は分別管理を行っています。

分別管理とは、会社と顧客の資産を分けたうえで「業者」が管理する方法のことです。

どちらも会社と顧客の資産を分けて管理していますが、国内FX業者は「第三者」が管理しているため、より安全性が高いといえます。

海外FXを利用するメリット、デメリット

では次に、海外FXを利用するメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

メリット

海外FXのメリットは、

です。

海外FXと聞いて、中にはネガティブなイメージを持つ方もいると思いますが、信頼性と知名度が高い業者を選べば安心して取引を行えます。

近年では、海外FX業者を利用してFXデビューする方も増えていますので、より自由度の高い取引を望んでいる方は、ぜひ検討してみてください。

デメリット

海外FXのデメリットは、

です。

ただ、トータルで見るとメリットの方が大きくなるケースもありますので、フラットな視点で比較検討していくことをおすすめします。

国内FXを利用するメリット・デメリット

では次に、国内FXを利用するメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

メリット

国内FXのメリットは、

です。

国内FX業者は、安全性や信頼性にとことんこだわりたい方や、FXで安定した利益を出している方にとっては最高のサービスといえます。

デメリット

国内FXのデメリットは、

です。

FX初心者の中には、

「国内業者を使っておけばまず間違いない」

と考えてしまっている方もいるのですが、取引の透明性は海外FX業者の方が高いです。

また、国内FXでは「ゼロカット」を使えないため、負債を背負ってしまう可能性があります。

実際に、この追証によって人生が大きく変わってしまった方もたくさんいるで、とにかく慎重にトレードしていかなければなりません。

また、レバレッジも最大25倍と、海外FXに比べるとかなり低くなってしまうため、効率的に投資を行いたい方には不向きといえるでしょう。

海外FXと国内FXならどっちがおすすめ？

では次に、海外FXがおすすめの人と、国内FXがおすすめの人の特徴について詳しく解説していきます。

海外FXがおすすめの人

海外FXがおすすめなのは、

です。

海外FXは、国内FXにはない魅力やメリットがあるため、初心者からも人気を集めています。

レバレッジ数千倍と聞いてしり込みをしてしまう方もいると思いますが、国内FXとは違ってゼロカットシステムが発動するため、負債を抱える心配がありません。

１万円から数千万にすることも可能なので、学生さんや少額から稼ぎたい人は海外FX一択。

また豪華なボーナスを受け取ることができ、そのボーナスを実際のトレードで使用できるのも海外FXの魅力の一つ。

国内FXがおすすめの人

国内FXがおすすめなのは、

です。

国内FXは、国内の企業が運営しているということもあり、圧倒的な信頼度を誇ります。

また、入出金もスピーディに行えるため、手間をかけたくない方にもおすすめです。

さらに、分離課税を選択することによって、税率が20.315％となるため、FXで一定の利益を上げている上級者やプロとも相性が良いといえるでしょう。

まとめ

FXを始めるためには、国内業者と海外業者のどちらを利用するかを考えていかなければなりません。

それぞれにメリット、デメリットがあるので、一概に「どちらがおすすめ！」と断言することはできませんが、自分のレベルや状況、目的に合った業者を選ばないと後悔する可能性が高くなります。

中には、海外FX業者と聞いてネガティブなイメージを持つ方もいると思いますが、知名度が高く、信頼できる業者を選べば安心して取引ができます。

特に初心者の方や学生さん、少額から始めたい方にとっては、海外FX業者の方が使いやすいケースもあるので、それぞれの特徴を踏まえた上で慎重に検討していきましょう。