こんにちは!リヒトです。
読者の皆さんの中には、FXってどんな注文方法があるの?どの注文方法を使えばいいの?と悩んでいる方もいると思います。
今回は、FXの注文方法をどこよりも分かりやすく解説します(^▽^)/
この記事は以下のような人におすすめです。
・FXの注文方法が知りたい
・どの注文方法を使えばいいか知りたい
それではいきましょー(*’▽’)
FXの注文方法
それでは、FXの注文方法について解説します!
基礎中の基礎なのでしっかり学んでいきましょう!
FXの注文方法には何がある?
では、まずはFXの注文方法について解説していきます。
FXの注文方法は6種類あります。
- 成行注文(なりゆき)
- 指値注文(さしね)
- 逆指値注文(ぎゃくさしね)
- IFD注文(イフダン)
- OCO注文(オーシーオー)
- IFO注文(アイエフオー)
です。
①~③は基本的な注文方法(僕もこの3つの注文がほとんどです)、④~⑥は少し応用的な注文方法です。
それでは、①から順番に解説していきます!
①成行注文(なりゆきちゅうもん)とは
成行注文とは、通貨を売買するときに、具体的なレートを指定せず(155.4・135.9など)現在のレートで注文する方法です。
初心者の方は、まずは成り行き注文からやってみるといいと思います!
売買ボタンを押した瞬間のレートで注文が確定するってことですね!(今すぐに買いたい!今すぐに売りたい!というときに使います)
いくらでもいいから、その時の市場価格で買いたい(売りたい)!!
僕は、トレードのほとんどが成行注文です。
成行注文のメリット
- 今すぐにトレードできる
- 取引成立(約定)までのスピードが速い(成行注文は、「価格がいくらでも買う(売る)」注文のため、指値注文よりも先に約定するよ。)←これを価格優先の原則っていうよ。
成行注文のデメリット
- 思い通りの価格で取引できない(想定外の値段で売買する可能性がある)
- 約定(取引成立)しないこともある(約定力が弱い業者だとたまにある)
思い通りの価格で取引できない?想定外って?
それは、注文が成立した時のレートが適用されているから注文時のレートと注文成立時のレートの価格がずれるから。
例えば、ドル円をトレードするときに、100円で注文ボタンを押しても、101円で注文が成立してしまうよ(´;ω;`)ウッ…
この注文時と約定時のレートがずれることをスリップページといいます!
このスリッページの差が広がる時は、時間帯であったり、経済指標が発表されるタイミング!
むちゃくちゃ損しちゃうじゃん!
そのデメリットを解消してくれるのが次の指値注文です。
②指値注文(さしねちゅうもん)とは
指値注文とは、その名前の通り、指定したレート(現在よりも有利なレート)で取引する注文方法です。
例えば、現在よりレートが下がりそうなときに「買い」の指値注文をしておくことで指定したレートまで下がったタイミングで取引することができます。
注文を予約しておく感じですね。
売りの指値注文を入れるときは上の図の反対ですね。
指値注文は、現在のレートよりも安く買いたいor高く売りたいって時にあらかじめ注文を入れておくことができるよ!
じゃあ、指値注文のメリットとデメリットを見ていきましょう(^▽^)/
指値注文のメリット
- 希望したレートで取引できる
- 注文を出しておけば、自動的に約定される(チャートを見れないって時でも指値注文を入れておけば取引できる)←兼業さんにおすすめ
指値注文のデメリット
- 指値注文をしていた価格まで到達せずに自分が思った方向に行ってしまう(取引のチャンスを逃す)
- 約定までの期間が不確定
↑これが、デメリットの一つ目の図です。これはほんとに悔しい。こんな時は、リヒトは寝ます。寝て忘れます。
③逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)とは
はい次は!逆指値注文についてです!(僕は、逆指値注文のことを理解するのにけっこう時間かかりました)
逆指値注文とは、先ほど説明した指値注文と同じで、指定したレートで取引する注文方法ですが、
違う点が一つあり、現在よりも不利なレートで注文をする方法です。
どんな時に使うの?
逆指値注文は、主に損切りをしたいときや、相場のトレンドに乗りたいときに使います。
まずは損切りをしたいときに使う逆指値注文の使い方を説明します!
ちなみに損切りとは、損失が出ている状態で保有しているポジションを売るor買うをして損失を確定させること。
自分の損失許容額以上の損失が出るのを防ぐ!損切りは、自分の資産を守るためのもの!
下の図のように、102円で買い注文をしたあと、自分が許容できる損失の限界ポイントが100円だとしたら、
あらかじめ、100円のレートに売りの逆指値注文を入れておくことで、許容範囲を超えて損失が発生してしまうのを防ぐことができます。
もし、逆指値を入れていなかったら、、、、
ほんともうね、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません、、、(´;ω;`)ウッ…
皆さんには、絶対、逆指値を入れるように徹底してほしいです!
時間がある方は、下の動画を見ていただければ、損切りの重要さがよーくわかると思います。(僕はこの動画を見て絶対損切り設定しよ、、、と思いました。)
次は、相場のトレンドに乗りたいときの逆指値注文の使い方を説明します!
例えば、現在、買いポジションを持っていて、「この価格まで行けば上昇トレンドが加速しそう」と思ったところに買いの逆指値注文を入れておくことができます。
こうすることで、予想通りに上昇トレンドが加速していったときに、初めのひとつのポジションを持っていた時と比べて、より大きな利益を狙うことができます!
ここまでで基本の注文方法の説明は終わりです!
これから説明していく注文方法は、①成り行き注文②指値注文③逆指値注文をしっかり理解しておかないと、よくわからなくなると思うので、
まだよくわからないって方は、もう一度読み返してしっかり理解出来たら次に進んでください!
応用は、基本ができていないと理解できないので焦らずやっていきましょう!
では、応用の注文方法を説明していきます(^▽^)/
④IFD注文(イフダンちゅうもん)とは
それではまずはIFD注文について説明していきます(^▽^)/
IFD注文とは、新規の注文と決済の注文を同時に出せる注文方法です。
IFDは「If done」(イフダン)の略だよ。
新規注文が成立した時に初めて決済注文が発動します。
そのため、新規注文が有効期限切れで不成立となった場合は、自動的に決済注文も消滅します。
注文の有効期限は、自分で好きなように設定できるよ!
⑤OCO(オーシーオー)注文とは
次は、OCO注文について説明します!
OCO注文とは、2つの新規注文or2つの決済注文を同時に出す注文方法です。
どんな時に使えるの?
OCO注文は、いずれかの1つの注文が成立した場合、自動的にもう一方の注文はキャンセルされます。
OCO注文は、決済注文で使うことがほとんどだと思います。
今、買いポジションを持っているとして、①○○円になったら「売る」と指定する決済注文と、②△△円になったら「売る」と指定する決済注文をします。
つまり、利益確定の指値注文と、損切りの逆指値注文をするのがOCO注文です!
OCO注文は、利益確定と、損切り注文の両方ができる便利な注文方法ですね!
⑥IFO注文(アイエフオーちゅうもん)とは
IFO注文とは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。注文方法の集大成ですね!
IFO注文=IFD注文+OCO注文
ここで、IFD注文とOCO注文の復習(^▽^)/
- IFD注文とは、新規の注文と決済の注文を同時に出せる注文方法
- OCO注文とは、2つの新規注文or2つの決済注文を同時に出す注文方法
でしたね!
では、IFD注文とOCO注文を組み合わせると、、、?
IFO注文とは、新規の注文と、2つの決済注文、合わせて3つの注文を同時に出す注文方法です。
IFO注文は、最初の新規注文が成立した時に初めて2つの決済注文が発動します。
その後、レートが動き、いずれかの決済注文が成立したら、もう一方の決済注文がキャンセルされます。(これは、OCO注文と同じですね!)
新規の注文から利益確定or損切りまでを自動で取引できるから、損失リスクを抑えながら利益を追求することができる!
FX取引の注文方法は、読者の皆さんのライフスタイルに合わせて選択してみてください!
例えば、、、
- 時間に余裕があり、チャートを長時間見れる方は、成り行き注文がおすすめです!(でも、決済の逆指値注文(=損切り)は必ず設定しましょう!)
- サラリーマンの方など、チャートを見れる時間が限られている方は、あらかじめ値動きの予測を立てておき、指値注文をしておくのがおすすめです!
注文方法のまとめ
お疲れさまでした!
ここまで6つの注文方法を説明しました。
基本の注文方法である①成行注文、②指値注文、③逆指値注文の3つと、応用の注文方法である④IFD注文、⑤OCO注文、⑥IFO注文の3つ、あわせて6つですね!
それでは、ひとつずつ簡単に復習しましょう!
上の文章を読んで、どんな注文方法かちゃんと思い出せますか??
この注文はわかるけど、この注文はどんなんだったかなーとかあったら、一回、戻って読み直してみて(^▽^)/
それでは、お疲れさまでしたー!!じゃ、ばいばい